自己制御力

自制心を育むために、求められる重要な関係性

おはようございます。
今田 唯仁(いまだ ただひと)です。

※整理しながら、記事を書いていますので、
アップデート含めて、
過去記事の書き方や言い回しなど、
修正を順次加えています。
「あれ?」などありましたら、
お気軽にお問い合わせくださいね。


 

前回は、
人間力を構成する
3要素
【知的能力】【社会・対人関係構築力】【自己制御力】のなかの
【自己制御力】についてでした。

【自己制御力】=【自制心】でしたね。

今回は、その【自制心】を育む方法として、
お問い合わせを頂きましたので、

コーチ(親・指導者・自分自身)として、
まず、最優先に取り組まないといけないことを情報提供しますね。

そして、皆様の新たな問いや気づきになればと思います。

自制心を育むために、どのようなことから取り掛かるいいですか?

答えは、シンプルです。
まず、「信頼関係を築く」ことです。

当たり前のことかもしれません。

しかし、
その当たり前のことが出来ていないから、
また、
出来ていないことに気づいていないから、
自制心が育まれないのではと思っています。

「ダメだ〜」なんて、
人のせいにしていることを、
よく見ます。

 

 

自制心がある人と、ない人の性質とは?

前回のマシュマロの実験の続きの研究として、
即時の報酬をもらう人と、先延ばしにした報酬を選ぶ人の
性質分析の例です。

即時の報酬を選んだ子どもたちは、
トリニダード島のアフリカ系の子どもは、
たいてい即時の報酬を好み、
アジア系の家庭の子どもは、
先延ばしにした報酬を選ぶことが
ずっと多かった。

父親不在の家庭の子どもは、
(当時、トリニダード島のアフリカ系住民のあいだではありふれいていたが、
アジア系ではごく稀だった)
約束を守る男性に接したことが、
あまりなかったのかもしれない。
もし、そうなら、
見知らぬ人(私)が、約束した先延ばしの報酬を持って、
あとで現れるとは信じにくいはずだ。
「あとで」が現実のものとなるという信頼がないかぎり、
「今すぐ」を見送るまっとうな理由はない。
事実、男性がいっしょに暮らしてる家庭の子どもだけに注目して、
二つの民族グループを比較すると、
両者の違いは消えてしまった。

あまりに多くの人が幼年時代から、
信頼のできない、
当てにならない世界で生きている。
そういう世界では、
より大きな報酬を先延ばしにしたかたちで約束されても、
その約束はけっして守られない。

こうした背景を考えれば、
何であれ、
目の前にあるものをさっさと手に入れずに待っても、
ほとんど意味がない。
約束を守らない人と接してきた未就学児は、
驚くまでもないが、
ただちにマシュマロ一個をもらわず、
あとで二個もらおうとする率がはるかに低い。

このような常識的な見通しは、
実験によって、とうの昔に裏付けを得ている。

人は、
先延ばしにした報酬がもらえるとは思っていない時、
合理的に行動し、その応酬を待たないことが
立証されているのだ。

(引用文献:「マシュマロ・テスト」著ウォルター・ミシェル)

どのような気づきがありましたか?

自制心がない人には、ない人なりの理由があります。
自制心がある人には、ある人なりの理由があります。

その対象者が、悪いとかおかしいとかではありません。
自然な行為ということです。
『因果関係』です。

つまり、
我々にも大きな責任があるということですね。

改めて、
その信頼関係を再構築できるように、
どうしたらいいのかを考えることが、
とても重要です。

 

信頼関係をつくるための第一歩

まず、信頼関係の第一歩は、「約束を守る」です。

「自制心をもてるようになりたい。」
「自制心をもてるような人になって欲しい。」

のであれば、

約束を守る習慣化(仕組み)

に取り組むとカイゼンします。

 

約束を守れるようになると、
いろんな事にチャレンジできる力ができます。

なにより、自分と信頼関係を築く事ができます。
自信が持てるようになります。

自信が持てると、
不条理な社会に、適応できるようになります。
【注意】自信の強さに比例します。

今の欲を我慢して、やるべきことをやる仕組みをつくる。
できたら、精一杯祝福する。
そして、我慢の時間や強度を少しずつ伸ばしていく。
できたら、さらに精一杯祝福する。

本人自身が実感するまで。

本人自身が実感することが肝です。

【注意】
コーチ側(親・指導者)と本人の実感のギャップがあることが多々有ります。
あくまでも、本人が主人公。本人の目線やモノサシに立って、祝福することです。

 

 

まとめ

  • 信頼関係が崩れている環境下では、約束を待たないのは当然の行動
  • 信頼関係がある環境下では、自制心が高い

◎ 自制心を育むためには>>>

約束を守る関係(仕組み)を構築すること

 

私は何にでも抗えるが、誘惑だけは別だ。

アイルランド出身の詩人、作家、劇作家/オスカー・ワイルド

誘惑な社会とどう戦うのか、どう楽しむのかですね。

 

小さな約束事から始めてみませんか?
そして、約束を守れたことをたくさん褒めてください。

 

今日も、大きな声でありがとう。

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